2006年06月14日

ローマイヤ ローマイヤ

久しぶりに雪子さんが店に現れた。

雪子さん「皆さんご心配おかけしました。申し訳ございません」
ハンチ「姉ちゃんどうしたんだよぉ。随分寝込んでたみたいじゃねえか」
雪子さん「ごめんごめん。インフルエンザよインフルエンザ。今季節外れにもはやってるのよ」
蛇子「キョウモジュウジマエヘイテン?」
雪子さん「え?」
蛇々丸「一昨日は日本戦あるからって10時前に閉店だった。きゅいきゅい」
雪子さん「あら、そうなの?(猪吉さんをじろりと見る)」
猪吉さん「(苦笑しながら頭をかいている)」
雪子さん「まあ、私がいない間一人で頑張ってくれたみたいだし、それくらいのご褒美はあげないとね」
猪吉さん「ありがとうございます」
蛇々丸「ねえねえおばちゃん、この前僕子供電話相談室を聴いてたんだ」
雪子さん「うん」
蛇々丸「そこでね、小学校1,2年生の男の子がこんな相談をしていたの。『僕のクラスにクラスメートをいじめるこがいます。僕がやめろと言っても言う事を聞いてくれません。どうしたらいいですか』」
雪子さん「うん」
蛇々丸「そしたらね、初めに答えてくれた相談員のおじちゃんは『う〜ん、そうーか、へー、ふーむ、なるほどー、その答えはねえ、ハンムラビ法典に書かれているんだよぉ。目には目を歯には歯を。知ってるかな?いじめられてる子はやり返さないからいじめられるんだから、一発殴られたら二発殴り返してやるくらいじゃないといけないんだ。その子にそう教えてあげないさいね』というアドバイスをしていたよ。僕はね、次の子供電話相談室で『あのおじちゃんはあんなこと言ってましたがそれは本当に正しいのですか』っていう電話をしようと思うんだ」
ハンチ「けっ、おい蛇々丸、何が正しくて何が正しくないなんてなー、決められるやつなんかいねーんだよ。んなん電話するだけ電話代の無駄だぁ!やめろやめろぉ!」
蛇子「ヤメナサイハンチャンヨッパラッテ」
   蛇こもたまにはまともなこと言うんだ。
雪子さん「一発殴られて二発殴れとはハンムラビ法典にも書いてないだろうしそれは間違いだわよ。それにね、私はハンムラビ法典には詳しくないけど、あれを書いた人は因果応報ということを言いたかったんじゃないかしら?わかる?因果応報?」
蛇々丸「過去の行いに応じて現在の自分の幸不幸が決定されるということでしょ」
猪吉さん「やっぱ賢いね君は」
蛇々丸「きゅいきゅい。それくらいは生まれつきの知識だよ」
雪子さん「目には目を、歯には歯をという考えは、やったらやり返せという意味で捉えられてるけど、本来は悪いことをしたらそれ相応の罰が与えられますよ。ということだったんじゃないかしらね」
   たしかにたしかに。雪子さんいいこと言うじゃない。
雪子さん「私が病気になったのも何かいけない行いをしたからなんだわ」
蛇々丸「そっか。わかった。それじゃさっきの質問はもううしない。僕にはもっといっぱい疑問があるんだ」
ハンチ「なんだまだあんのか」
蛇々丸「うん。こういう質問するの『かっこうの子供は自分がかっこうだとわかってるのですか?気付いていないならいつから托卵しようと目論むようになるのですか?』って」
   タクラン?何それ?

<今日の食事>
日本橋 ローマイヤ
●オードブル
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●ドイツチーズ盛り合わせ
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●生ソーセージのレンズ豆煮込み
●ローマイヤ特性ドイツサラダ
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●にしんのマリネ
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●ローストアイスバイン
(香味野菜とワインでじっくりやわらかく煮込んで焼き上げた豚肉のスネ肉)
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●赤ワイングラス(ビノ・ジョイエ・ロッソ(イタリア))
●オルデスローエ・コルン ロック(ドイツ焼酎)
●シュリヒテ・シュタインヘーガー ロック(ドイツジン)

<今日の本>
「満月の夜、モビイ・ディックが」片山恭一


posted by pikkumyy at 20:21| Comment(7) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
紅茸子さん  わが子でなくても、疑うことなく育てる、わが子はすでに消えていても。悲しみも喜びもある一生で生きとし死せるもの、死して残せるものは集めたものでなくて、与えたもののみなんです。茸子さんの慈愛と託卵に幸あれです。
Posted by 絵はがき坂 at 2006年06月14日 22:44
紅茸子さん

雪子さん復帰よかったですよね。やっぱ、雪子さん猪吉さんコンビあっての紅天。二人そろって一人称。でも季節はずれのインフルエンザってほんとかしら、なんとなくやせてきているように見えて仕方ないんだけど。
Posted by 舞茸 at 2006年06月15日 22:00
紅茸子さん カッコウってきらい、もずがかわいそう。
Posted by あんまん at 2006年06月15日 22:01
紅茸子さん

ハング隠語辞典にも似たような記述があるんですよ。
「一発やられてたら二発、二発やられたら三発。一滴残らず絞りつづけよ、これすなわち子々孫々繁栄の源なり」
Posted by 考古堂 at 2006年06月15日 22:10
かっこうという鳥は発生してからもともと託卵という形態をとっていたのでしょうか。それとも昔は自分で育ててたのでしょうか。もしかしたら何かの鳥が突然変異で急にやる気なくなって、その子孫として残ったのがかっこう???
Posted by 紅茸子 at 2006年06月15日 22:10
紅茸子さん

年頃になって、カッコつけはじめた頃からだと聞きました。
Posted by 本の虫 at 2006年06月15日 22:25
紅茸子さん

愛は慈しみ育てるもの。育てられた愛は記憶の中で永遠に残る、そう信じたいものです。巣だっていく子供を見送る百舌はどんな気持ちで巣立ちを見送るんでしょうね。かっこうの記憶の片隅に百舌のぬくもりがあることを信じて。きっと茸子さんも幾度か巣立ちをしてステキな女性になっていくでしょうね。なんかとてもまぶしく見えますよ。
Posted by フォーレ at 2006年06月15日 22:37
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