2006年01月19日

月の宴

紅茸子様

私も同じようなことを考えたことがあります。
私が夢を夢としか認識できないように、夢の中の自分はこちら側の世界のことを夢であ
ると認識しているのかもしれないと。どちらの自分も現実ではないだろうかと。

それとも逆に自分が非現実なのでしょうか。
現実の自分が私の夢を見ていて、私はその登場人物にすぎないかもしれない。
だけど物語の登場人物が自分が実は物語りの登場人物であることを知らないように、私も与えられた筋書きを歩んでいるだけなのに、自分の頭で考え行動していると疑いを抱かず、自分が生きているこの世界こそが本物であると思い込んでいるだけかもしれない。

疑い出したらきりないですね。何が本物で何が偽物なのか、何が現実で何が非現実なのか。
私たちは明確な答えを導き出すことはできないでしょう。

そういえば茸子さんが読んだ「桜雨」にこんな一節がありましたね。
「目に見えてないものが現実でないと言えるかい。人の心は目に見えない。だけどそれが非現実だといえるかい」
ご存知でしたか?
紅茸天狗は見える人と見えない人がいるんですよ。
それなら私たちがここで過ごしているこの時間はいったいなんなのでしょう。
私たちは現実にここで酒を飲み、食事をし、読書し、筆をはしらせている。
しかしこの店が見えない人たちから言わせればそんな時間は非現実なのです。
そしてこの現実ではない店にいるわたし達の存在すらも彼らは非現実と認識しているのです。

天狗男

<今日の食事>
●手づくり吟醸豆富
●有機水菜とベーコンのアメリカンシ−ザ−サラダ
●チ−ズベ−コン巻炭火炙り焼
●ぼたん鍋
<今日の本>
「春の夢」宮本輝
posted by pikkumyy at 20:35| Comment(12) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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